抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1957年夏に,陸地の影響から遠く離れた所の熱帯対流を観測し,対流雲分布と気象状態との関係を求め,積雲の構造と配列方向を解析するために,熱帯の太平洋上で雲の航空写真観測を行なった.次の結論が得られた.(1)対流が強まっている所と弱められている所は,特に対流圏上部では気象状態によって大体決定できた.(2)10
5km
2程度の大領域上の対流強度は定性的には,傾圧渦度理論を上部および中部対流圏気流に適用することにより導き出すことができる.(3)降水は事実上,湿潤空気の気圧構造を伴う地域に限られている.(4)積雲は大部分が列をなしている;写2図14表1参11