抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ブタ冠状動脈平滑筋を用いて,各種筋収縮剤およぴ筋ち緩剤の作用とCaの関連性をみた.Kおよびアセチルコリン(ACh)による収縮はCaの流入に関係するが,Baによる収縮はCaと無関係であった,この平滑筋の膜にはCaを放出しやすいCaストアと,放出し難いCaストアがあり,AChとKは前者に,Baは後者に関係を有すると思われる.またイソプロテレノール(ISO)による筋ち緩とパパベリン(PaP)による筋ち緩ではその作用機構が一部異なっており,ISOによる筋ち緩はCa放出の阻害によるものであり,PaPによる筋ち緩は筋収縮系の阻害によるものと判断した.これらの関係の判定に対して,濃度-作用曲線の利用は非常に有効であった:参76