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J-GLOBAL ID:201602009279594864   整理番号:71A0378764

Serratiaプロテアーゼ「TSP」の腸管吸収

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資料名:
巻: 67  号:ページ: 40-48  発行年: 1971年 
JST資料番号: G0740A  ISSN: 0015-5691  CODEN: NYKZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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消炎酵素であるSerratiaプロテアーゼ「TSP」が腸管壁を通過するか否かを,放射性よう素標識化TSPを用いラットで検討.131I-TSPはクロラミンTを用いる酸化法で調整した.この131I-TSPのカゼイン水解能は標識化前と変らず,またその純度は90%以上であった.この131I-TSPをラット空腸ループ内に投与し,諸組織の放射能測定.けい動脈血あるいは検体投与部位腸間膜静脈血の透析,ゲルろ過の結果から,対照の131I-KI投与例とは異なり131I-高分子物質の存在が血清中に認められた.またin vitro実験として反転腸管を用いる実験からTSPのカゼイン水解能が腸管の粘膜側からしょう膜側に移行することも認めた.以上の実験結果から,腸管内に投与したTSPのわずか(10%以下)ではあるが,活性を維持したたんぱく質のまま腸管壁から血管系に吸収されるものと推定された:参21
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