抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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銀触媒の製法と構造および触媒能,とくに選択性との相互関係を検討.銀触媒を熱処理すると活性は減少するが選択率は多少向上し60~80%となる.各触媒についてX線回折で求めた格子歪と触媒活性,選択性との関係には相関がみられ,格子歪の小さいものほど活性が低く,かつ選択率が大きいことがわかった.標準銀触媒の表面には,エチレンオキシドを生成する適度な強さの活性点Bと,CO
2と水とを生成する活性点Aとが共存し,Aは主として格子歪の多い局部表面に,Bは格子歪の少ない表面に生成している.熱処理や酸の水溶液で処理するとAは消失または除去され,選択率は向上,一方Bの減少はエチレンオキシドの単流収率を低下させる:参13