抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
鉄鋸材料を中心として乾燥および潤滑状態におけるすべり摩耗機構ならびに耐摩耗性を阻害または助長する因子について解説する。金属の摩耗機構としては凝清摩耗,ひっかき摩耗,酸化摩耗,熱的摩耗がある。凝着摩耗はすべり面間に存在する接触した微小突起部が凝着し,相対運動でひき離されたりして生じるもので,もっとも普通の摩耗現象である。摩耗粉末,研摩紙,土砂などのためひっかききずを生しるような摩耗をひっかき摩耗という。空気中あるいは潤滑油中の酸素とすべり面金属との間の酸化反応が生じ,生成酸化物が摩耗粉末として脱落するような摩耗を酸化摩耗という;写図11表1