抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多重同軸線路を利用した分布定数回路部品には、フィルタ.スベルトッフ.バルンなどの多くのものがある。 しかし、これらの動作を解析する簡便で、統一的な手法は発表されていないように思われる。他方、クログストンケーブル以外の多重同軸線路を扱った論文はそう多くない。 筆者は、諸構成材料損失の内.導体の伝達インピーダンスのみを無視した場合につき,n重同軸線路の解析法を検討した。その結果,この線路には、おのおのに固有の伝搬定数を有するn個の独立伝送姿態が存在し得ることがわかった。 これらの独立姿態を重ね合わせ,各姿態の二次定数で表わした,n重同軸線路を電気的に記述する.基本行列〔F〕を求めた。〔A〕=〔D〕(t:転置行列).〔B〕,〔C〕:対称行列が主な特徴である。 この〔F〕行列を利用すれば.部品の動作解析が簡単こなる。 例として.n=2の時の〔F〕行列を用いて.一.二の回路部品の子備的な動作解析結果を示した;写図4参17