抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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昭和42年8月28日新潟県北部を襲った豪雨によって冠水をうけた水田において,収穫放棄イネすき込による土壌および水稲の生育収量変化を調べた.放棄イネの全量をすぎ込んだ場合,腐敗により,土壌の還元が進行した.また有機酸の発生を認め,イネの初期生育を阻害した,しかし,作物に対する影響は,予想外に小さく,すき込みイネの分解による土壌中の窒素分の増加(70kg/aすき込みイネに対し土壌中のNH
4-N生成は,土壌100g当り3.6mg増)は,減肥手段で克服した.なお,すき込区の場合,倒状が多く,登熟歩合の低下をもたらした.H
2Sの発生は認められず有機酸の分解結果,メタンの発生をもたらした.本調査により,放棄イネのすき込みによる悪い影響はなかった:参8