抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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PuO
2とU
30
8についてはPuO
2/U
30
8比:5%,15%,25%とし,標準物はU
3O
8を用いて不純物レベル50ppm,100ppmおよび250ppmに調整した。本研究はいくつかの元素に関してのマトリックス効果について行なわれ,分析線は次のものである:Cr2843,25Å,Pb2833.06Å,A12575.10Å,Co2521.36Å,Si2519.21Å,Fe2488.15Å,B2497.73Å,Sn2429.49Å,Be2348.61Å,Ni2310.96Å,Cd2288.02Å,担体はAgCl-BaF
2-グラファイト(8:1:1)が用いられ,この25mgと酸化物100mgとを混合したものが陽極穴につめられた。分光器は2450~3450Å,2250~3250Å範囲の回折格子写真式のものを用いた。マトリックス効果については次の結果を得た:Cd-高揚および抑圧効果の両方がある。Ni-100%PuO
2を除いて目立つ程ではない。Be-5%~100%PuO
2範囲で変動が大きく不明確である。Sn-Cdの場合と同様,B-Pu濃度に無関係に定量できるがBF
3の安定かつ高揮発性によると考える。Fe-5%PuO
2における鋭敏な高揚効果があるが,SnとCdに類似する。Si-PuO
2濃度25%までマトリックス効果はないが,100%PuO
2レべルで抑圧効果がみられる。Co-Fe同様の傾向をもつ。Al-SnとCdの本質的に同じである。Pb-全てのPu添加レベルで著しい高揚効果がある。Cr-Feの場合に似た効果をもつ。励起条件:DC10A,60秒,子備放電なし,10μスリット(福士忠雄)