抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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PBI(たんぱく質結合よう素)の通常の測定方法が調べられ,放射化分析による測定方法が検討された。試料としてのPBIは血じょう中の無機よう素からりん酸塩緩衝液中でゲルろ過により分離された。照射試料,(血しょう液1ml+4m1緩衝液)と標準試料は熱中性子束l0
12n/cm
2・sにて20分間照射された。標準試料としては再蒸留水によう化アンモニウムを溶解させたものを用いた。照射した試料は20mgのよう素の担体の入った蒸留装置にうつされ,これに濃硝酸,〓りん酸を加え,よう素が蒸留分離された。留出液中の放射能の測定値よりもとめた半減期は
38C1の存在のため高い値が得られた。そこでクロム酸-硫酸を用いた分解法が試みられたが,この場合
38C1などの影響はみられなかった(丸山芳明)