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J-GLOBAL ID:201602009456391111   整理番号:70A0371034

心筋における死後の化学的変化に及ぼす心停止前のアノキシアの影響I 心筋内グリコーゲン量およびホスホリラーゼ活性

著者 (1件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 149-154  発行年: 1970年 
JST資料番号: G0586A  ISSN: 0037-3699  CODEN: SKIZAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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生体に加わったアノキシア(I)の心筋グリコーゲン(G)量に及ぼす影響および摘出心臓における解糖作用について検索し,次の結果および結論を得た.(1)ラットの心筋G量は30~40秒間の無酸素条件で分解され,40秒では死亡する.死亡例ではGはほとんど分解されている.しかしI後ふたたび空気中におくと,速やかに回復.(2)心筋のホスホリラーゼaは,Iにより増加,心停止後は低下し,その速さは無傷な心臓よりもはやい.(3)ウシガエルの心臓全かん流により心筋内Gは徐々に減少し,停止例ではほとんど消失.(4)正常ウサギの心臓摘出により,急速なG分解が起るが,死後一時間以降はゆるやかとなる.(5)心停止時の心筋内G量は,心停止前のIの程度によって左右される:参18

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