抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スウェーデンのグレンゲスベリ社は1896年に生まれた会社で,1902年には,スウェーデン政府と折半出資によつてL・K・A・B社を設立。鉄鉱採掘を行なって繁栄していたが,同国社会党の1部から同鉱山の国有化が主張され,1957年遂に,L・K・A・B社は国有化された。それで,グレンゲスベリ者は苦境に陥ったが,同社の社長エルランド・ハルデンストロム氏は事業の転換を図り,1957年から5年間にわたり支払われる総額9億クローネの補償金の大部分を注ぎ込んで,オクスセレンドの地に大製鉄所,板ガラス工場,港湾建設を進め,今や,再度,同社事業は活況を呈するに至ったと紹介;写1