抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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硫化タリウム(I)は十分な硫化ナトリウムを含む溶液にはほとんど溶けない。この原因を明らかにするために一価タリウムが硫化物錯体を形成する可能性について研究。20°Cにおいて,硫化タリウムの硫化ナトリウム溶液に対する溶解度を標識原子法で調べ,硫化タリウムの溶解度積を求めた結果,10
-20.2の値を得た。一個タリウムイオンがTl
++nS
2-.←→.TlS
1-2nnの反応から生成する硫化物錯体の安定度定数を上記の溶解度積から計算し,その結果,TlS
-に対しては4.0,TlS
-32に対しては5.3の値を得た;写図1表3参13