抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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テルル塩化物によるオレフィンの液相におけるアリル位塩素化反応を検討.四塩化テルルとプロピレンの量論的反応では,1モルの四塩化テルルが元素状テルルに還元される間に約2モルの塩化アリルが生成.四塩化テルルとトルエンの反応では塩化ベンジルは生成せず,p-トリルテルルトリクロリドができることから,四塩化テルルによる塩素化はラジカル的でないことを示す.テルルは液相で酸素と塩化水素により四塩化テルルに酸化されるので,オレフィンの接触的塩素化が可能であった.さらにイソブテンの塩素化で生成するβ-メタクリルクロリドの生成速度は,塩化第二銅の添加により増大し,活性劣下がみられず,銅がテルルの酸化を促進することにより反応を加速するものと考察:参6