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J-GLOBAL ID:201602009518854636   整理番号:65A0243300

6Liのクーロン崩壊

Coulomb disintegration of Li.
著者 (1件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 8524-8534  発行年: 1965年 
JST資料番号: D0200A  CODEN: PRVBA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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入射6Liが重い標的核のクーロン場でα粒子と重陽子に崩壊する現象が理論的に調べられた.計算にはクラスター模型による波動関数が用いられた.6Liの3D状態に移ってα粒子と重陽子に分解する場合もα粒子と重陽子の連続状態になる転移と同様考察された.半古典的に一次の時間依存摂動法の取扱い方が用いられた.クーロン障壁より低い入射エネルギーの場合,金の標的核による6Liの崩壊の全断面積の実験値のきわめてよい一致が得られた.クラスターの波動関数の相対運動の部分の長距離項が6Liの分解確率の大きさに决定的にきいていることが示された.2.18 MeVの3十状態への四極転移が障壁より下のエネルギーでは主になっていることが見出された.この状態を励起する換算行列要素の理論値はB(E2;1→3)=85xl0-52e2cm4 と計算された.この値は単一粒子の場合の20倍であるがαと重陽子の分解の実験値とはよく一致している.この大きな数は6Li核が大きく広がっていることに原因があると解釈される;図1参42(江尻 宏泰)
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