抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
題記のアルボクプレインI,II(A-I,II)を分離し,ディスク電気泳動,ゲルろ過,超遠心で精製した.淡黄色たんぱく質で,ゲルろ過による分子量は72,000±2,000,14,000±500であった.A-Iは0.25±0.05%のCuを含有し,ESRにより35±15%がCu
2+であった.A-IIはCu含量1.4±0.1%であったが,ESR信号を示さなかった.いずれも600mμ付近に吸収を示さず,酵素活性もなかった.抗A-I抗体はセルロプラスミン(C)の酸化活性を約55%低下させ,CのESRパターンを変化させることからA-IとCの関係を推定したが,抗体はCを沈殿させなかった.大脳,小脳,脳底神経節,脳橋,せき髄,末梢神経,心臓,じん臓抽出液と抗A-I抗体との間には単一沈降バンドがみられた:参49