抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ボリエチレンテレフタレート繊維ラフサンの性質改良のため,結晶化の動力学,配向,形態と分子量との関係が研究された.分子量11,500~30,000のラフサンの熱膨脹,150°Cにおける密度の等温変化,配向係数の分子量依存性さらに分子量17,500と24,000のラフサンについて延伸による複屈折度と破断長との変化,熱収縮と体積熱膨眼が測定され,80%硫酸水溶液の作用が顕微鏡で観察されている.これらの測定結果により異る分子量の繊維について形態学的に本質的な相異が明らかにされた.また等方性および配向試料の物理機械的性質に及ぼす分子量の影響は繊維の結晶化の動力学を通して現れることが確められた.構造形成上のこのような条件は高強力繊維製造の可能性をもたらすであろう;写4図6表1参14