抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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液体アンモニア中ナトリウムアミドおよび熱によりPVCの脱塩化水素反応を試み,長鎖ポリエンを得ようとした.金属アミドで処理した生成物は黒色で,きわめて酸化されやすかった.IRスペクトルで,PVCの特性吸収は消失し,1600cm
-1付近のポリエンの共役二重結合による吸収と,1000cm
-1付近のトランス型二重結合による吸収が現われた.窒素気流中,加熱後27時間を経たIRスペクトルにはPVCの特性吸収が残っているが,1600cm
-1と999cm
-1付近にC=Cによる吸収が現われ,ポリエンの生成が判明.また空気中で加熱したものは全体的にブロードで1600cm
-1と1655cm
-1にショルダーとしてポリエンの吸収が認められるが,1700cm
-1にカルボニルの吸収がより大きく認められた:参5