抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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小惑星の族は始め日本の平山により発見され,Brouwer,Arnoldらにより発展させられた概念である。各軌道要素に共通なものがあるか否かを見るには接触要素ではなく固有要素でみなければならない。ここでは従来のものより高次までの展開がなされている永年摂動理論を用いて,固有軌道要素を計算し直した。従来の理論で知られていたレゾナンス現象はこの新理論では,半長径,離心率,軌道傾斜の空間で一つの共鳴状態の曲面をなすことがわかった。この曲面の近くでは離心率,軌道傾斜が大きくなるので火星軌道と小惑星軌道との境は小惑星帯の方に食い込んでいる;写図2参10