抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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固体および液相線より50~150°C高いFe-C合金とNi-Mo合金の相対的放射率の測定を基礎とし,遷移構造の範囲を決めた。Fe-C合金では共晶点より約40°C高い所に包晶反応が認められた。Fe-CおよびNi-Mo系合金で得られた値を比較し近似規則構造とそれに相当した遷移構造の範囲を明らかにした。2%以上のC濃度と50~80°Cの過熱の範囲にあるFe-C溶融合金の構造は,Fe基の溶融合金での包晶反応によるδ.←→.γなる相転移の際のЖδ+γ構造に類似した近似規則の構造で説明した;写図3参4