抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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メチルスルフィニルエチルチアミン(MSIT)2~10mgをそれぞれチアミン10μgと併せ,ラットに経口または腹こうより与えたところ,10μg塩酸チアミン単独区と同じ体重の増加を示すにすぎなかったが,14日目の肝,脳,筋中のりん酸チアミンは明らかにMSITの量に比例的に増加,次にチアミン欠乏ラットにMSITlmgを腹こう投与すると体重減少を阻んだ.ニワトリでは100~300mgMSITを塩酸チアミン5mgと併せ与えた区は塩酸チアミン単独区と同一体重増加を示し,アンプロリウムをMSITに代用した区は,明らかに体重増加が阻止された.以上のことよりMSITはラットやニワトリに抗チアミン活性を示さず,むしろ弱いチアミン活性をもつことを意味する:参4