抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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職業的にウラン被曝を受けてない水のウランと摂取量と尿中排せつ量を測定するにあたって,透過式けい光光度計を用いる固体けい光光度法によって日常食とヒト尿中のウラン回収率を検討した.食物の場合0~7μg,尿の場合0~0.58μgのウランをスパイクとして加入,電気炉で2日間,550°Cで灰にし過塩素酸と硝酸で煮沸した後ろ過し,蒸留水で希釈しアンモニア水で中和して酢酸エチルで抽出した.そしてプラチナ皿で濃縮乾固してペレットを作り測定に用いた.その結果日常食中のウランの回収率は95%信頼限界で,52.61±4.34%であった.回収率は低いが変動係数も小さいのでこの方法は日常食中のウラン分析に使用できると判断された.尿中ウランの回収率は95%信頼限界で87.72±1.88%であり尿中ウランの分析法としては満足すべき方法である:参9