抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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10種類のリグニンモデル化合物に室温,真空下にCo
60のγ線を1メガレントゲン照射し,生成したラジカルの電子スピン共鳴スペクトルを観察し,種々の条件下でのラジカル濃度を測定。ラジカルの経時的崩壊を検討し図示。ラジカルが結晶格子内にトラップされると安定になる。リグニンモデル化合物およびBjoerkman-リグニン(I),ジオキサンリグニン(II),チオリグニン(III),リグノスルホン酸カルシウム(IV)の各ラジカルの熱処理挙動を測定。室温では安定であるが,加熱によって(1)と(IV)のラジカル濃度は減少し,(II)と(III)は増加。これらの実験よりリグニンラジカルは化学的には不安定であるがリグニン分子の構造中に囲まれると安定になると結論;写図14表1参5