抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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けい素を含む試料をピロりん酸により分解し,カルシウムおよびカリウムをH型のイオン交換樹脂KU-2を用いて分離した。ふっ化物やしゅう酸塩としての沈殿法は,カルシウムの量が少ないときには適用できないからである。また,けい酸やりん酸は共にこの方法で分けられる。次にアンモニアで洗ってアルミニウムを溶離し,いろいろの濃度の塩酸でカリウム,カルシウムを定量的に分離溶出せしめる。カリウムには0.4M HCl,カルシウムは3~4M HClで溶離される。カリウムは溶出液にジピクリルアミンマグネシウムを加えて重量もしくは比色法により定量し,全カルシウムはポーラログラフィーにより求める。カルシウムの回収率は90%位である。この方法により,雲母(リチア雲母,白雲母など)の年代決定がなされた;図3表2参7(山崎昶)