抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スルホニウム塩と分子状酸素間の相互作用をASMO SCF法で研究.まず,塩化トリメチルスルホニウムのASMO SCF計算の結果から,スルホニウム陽イオンと陰イオンは主に結合性(d-p)π-型重なり(Sの3d
yz-(または3d
xz-)とClの3p
y(または3p
x)より生じる)と反結合性(d-p)σ-型重なり(Sの3d
z2(または3p
z)とClの3p
z(または3d
z2)より生じる)からなっていることか示される.第二に,スルホニウム塩は,分子伏酸素と主として,前者の3d
yz-(または3d
yz-)軌道と後者の(1π
y)
z-軌道間の(d-p)σ-型重なりによって相生作用する.第三に,3d-いおう軌道とO
2の1π
g-軌道間に生成される最大の重なりはd軌道広がり方向へπ/4のO
2-回転角で確立される.最後に,スルホニウム塩相互作用により生じるO
2のエネルギー状態の変化を検討:参33