抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ビタミンB
12誘導体を要求する酵素においてコバルト原子が官能基として存在する。しかしコバルトは亜鉛を要求する酵素,ある種の鉄を要求する酵素においても亜鉛または鉄と交換して,その酵素の官能基として働くことができる。コバルトは反応の中間体においては2価状態であることが明らかになり,そのことよりビタミンB
12系の反応機構はラジカル部位であることが示唆された。また金属が酸触媒として働く多く酵素の亜鉛を高いスピンコバルト(2価)により置換することによって官能基の周囲の状態を直接知ることができる