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J-GLOBAL ID:201602009825479370   整理番号:70A0383176

圧力下における炭素の石墨化への共存鉱物の影響 IV 酸化カルシウムの促進効果

著者 (3件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 2599-2603  発行年: 1970年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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か焼温度の異なる三種の酸化カルシウムの存在下で,塩化ビニルコークスを熱処理して,石墨化への酸化カルシウムの促進効果に明白な差のあることを認めた.最も反応性の高い酸化カルシウムの存在下では炭素の石墨化は約1,100°Cで始まり,1,500°Cで60分熱処理すると石墨成分は100%になるのに対し,最も反応性の低い酸化カルシウムの存在下では,1,500°C以下で熱処理した試料では石墨成分は認められなかった.石墨成分の生成は1,300°C以下ではCaO+2C(無定形)→Ca+CO+C(石墨)(1)の反応により進行し,1,300°C以上では主にCaO+3C(無定形)→CaC2+CO→CaO+3C(石墨)(2)の反応により,(1)の反応によっても進行すると思われる:参12

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