抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
前線付近の大気境界層内の空気の運動を,暖気側の地衡風,寒暖気団内の密度,前線の傾斜と速度のパラメータを用いて計算する数値モデルを開発した。このモデルでは以下の仮定を行なった。1)乾燥空気,2)断熱,静力学的,準定常運動,3)前線は密度の0次不連続,4)前線の形は不変,一定速度で進行,5)暖気側の気圧傾度は既知。寒気側の平均風速をこのモデルで計算して,温暖前線と寒冷前線が1963年11月にカナダのShiloを通過した際に行なった風の特別観測値と比較し,よく一致することがわかった。このモデルを用いて,前線の法線方向の面内の上記のパラメータと垂直循環の関係を調べ,暖気内の垂直運動と前線に相対的な水平運動との関係を与えた;写図10表2参9