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J-GLOBAL ID:201602009882510748   整理番号:71A0376892

アマルガム成分の象牙質浸透

著者 (1件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 387-397  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0790A  ISSN: 0300-9149  CODEN: KOGZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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アマルガム構成成分の元素がどのように歯質中に浸透するかをヒトの抜去歯牙とイヌの歯の窩洞にアマルガム充てんを行ない,その断面を観察した.抜歯窩底象牙質にはいろいろな褐色の着色がみられそこにはカルシウムが低下し,すずと亜鉛の浸透があった.イヌの人工脱灰窩洞でもすずと亜鉛の浸透があった.その深さは軟化象牙質内にとどまっていた.浸透したすずと亜鉛の濃度は初期には窩底象牙質の表層部で高く,深部にいくと低くなっていたが,時日の経過とともに表層の第1脱灰層相当部の濃度が低下し逆に深層の第2脱灰層相当部に著明に蓄積されて,正常象牙質のやや手前に明瞭なピークを作った:参30
引用文献 (30件):
  • 1) 総山孝雄, 和久本貞雄, 河野篤, 清水恵, 羽成基, 林健司: アマルガム充填の臨床成績, 歯材器誌, 8 : 79-88, 1962.
  • 2) 松田登: アマルガム辺縁部の事故の臨床成績, 日保歯誌, 9 : 138-146, 1967.
  • 3) 長田保: アマルガム充填による歯質着色について, 歯界展望, 15 : 27-31, 1958.
  • 4) Witzel : Das Füllen der Zähne mit Amalgam, Berline, 1899.
  • 5) Bödecker, C. F.: Anatomie und Pathologie der Zähne, Wien and Leipzig, 1899.
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