抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アマルガム構成成分の元素がどのように歯質中に浸透するかをヒトの抜去歯牙とイヌの歯の窩洞にアマルガム充てんを行ない,その断面を観察した.抜歯窩底象牙質にはいろいろな褐色の着色がみられそこにはカルシウムが低下し,すずと亜鉛の浸透があった.イヌの人工脱灰窩洞でもすずと亜鉛の浸透があった.その深さは軟化象牙質内にとどまっていた.浸透したすずと亜鉛の濃度は初期には窩底象牙質の表層部で高く,深部にいくと低くなっていたが,時日の経過とともに表層の第1脱灰層相当部の濃度が低下し逆に深層の第2脱灰層相当部に著明に蓄積されて,正常象牙質のやや手前に明瞭なピークを作った:参30