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J-GLOBAL ID：201602009930999738   整理番号：70A0349423

向精神薬に関する研究 VII APY-606の生体内運命その2³H-APY-606の吸収,生体内分布,排出および代謝

著者 (4件)： 今井博 ,  岡田忠夫 ,  松井英一 ,  加藤安ゆき
資料名： 薬学雑誌  (Journal of the Pharmaceutical Society of Japan)
巻： 90  号： 7  ページ： 813-817  発行年： 1970年 
JST資料番号： F0508A  ISSN： 0031-6903  CODEN： YKKZAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ³H標識8-〔2-クロル-3-(10-フェノチアジニル)プロピル〕-3-オキソ-1-チア-4,8-ジアザスピロー〔4,5〕デカン塩酸塩(³H-APY-606)を10mg/kgラットに経口投与すると6時間で約40%が吸収され,投与後3日間に,尿中へ約3%,ふん中に約55%が排出された。血中濃度は比較的低く,脳中には血中の約2-4倍の濃度で存在していた。血清中では投与1時間後で放射活性の90%が,24時間後には34%が血清たんぱく質と結合していた。尿中³Hの73%,胆汁中の94%が有機溶媒により抽出されるが,未変化体は検出されなかった(著者)

シソーラス用語： トリチウム ,  トレーサ法 ,  フェノチアジン ,  ラット ,  血清 ,  代謝 ,  胆汁 ,  尿 ,  脳 ,  分布
準シソーラス用語： ふん ,  排出

タイトルに関連する用語 (4件)： 向精神薬 ,  研究 ,  生体内分布 ,  代謝