抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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題記アゾ色素中前者をDAB,後者を3′-Me-DABで示せば,ラット肝細胞より作った細胞培養にDABまたは3′-Me-DABを1mlにつき1γの濃度で加え,約300日放置したら細胞に種々の形態変化が現われた.3′-Me-DABで処理した4例中1例で誘発された著しい変化は,染色体の数においてであった.3′-Me-DABをさらに高濃度,すなわち1mlにつき10γの濃度で177日間加えておくと,特に核の異形化のようなもっと注目すべき変化が現われた.DABの10γ/mlの濃度での長期間添加は一般に細胞増殖の抑制または細胞の退行変性をおこさせた.このような変性細胞をラットに接種しても,腫瘍の発生はみられなかった.