抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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N-(4-置換フェニル)マレイミド(M
2)とスチレン(M
1)もしくはメタクリル酸メチル(M
1)との共重合を行ない,ひマレイミドの二重結合の反応性に及ぼす4-置換基の影響を検討した.ポリスチリルラジカルに対するN-(4-置換フェニル)マレイミド類の相対反応性はきわめて大きく,4-置換基の影響はほとんど認められなかった.生成ポリマーはいずれの置換基ともほぼ1:1の交互共重合体であることから,スチレン,マレイミド誘導体間の静電的引力が共重合反応に強く作用することを結諭した.一方,ポリメタクリル酸メチルラジカルに対するN-(4-置換フェニル)マレイミドの相対反応性1/r
1は4-置換基の極性に依存し次のハメット式が成立した.log(l/r
1)=ρσ.ポリメタクリル酸タチルラジカルの攻撃に対するρ値は,-0.18であり,N-(4-置換フェニル)マレイミドのe値と反対に置換基の電子吸引性の増大に従って減少した.さらに,log/r
2りとσの間の直線関係がさきの酢酸ビニル(M
1)との共重合におけると同様に認められた:参15