抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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エンジンのシリンダとピストンリングの関係を想定のもとに,滑り摩耗試験機を用いてポーラスクロムと普通クロムの耐摩耗性の相違を追究したもので,摩耗量の測定はラジオトレーサ手法のもとに行った。その結果,ポーラスクロムは荷重40~50kg/cm
2までは,荷重の塩加にともなって摩耗量は増加し,以後ふたたび摩耗は減少する。一方普通クロムは荷重とともに摩耗量は増加し,ポーラスクロムのような荷重特性はみとめられない。ただし低温度(50°C)で電着したものは普通クロムでもまれに荷重特性を示すこともある。なお両者とも突発的に異状に大きな摩耗を生ずることがしばしばみられた。この原因については明らかにされていないが,一般材料における焼付現象とよく似ているとのべている;図5表2参9