抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大麻留出物〔△
9-テトラヒドロカンナビノール(I)〕を全身投与するとラット甲状せんからのよう素遊離が阻害される。I前処置ラットに甲状せん刺激ホルモン(II)を投与すると再びよう素遊離が増加した。つまりII分泌減少が,Iで起る甲状せん抑制の主な原因と思われる。また視床下部の内側乳頭核周辺の電気的破壊でも,Iによる下垂体-甲状せん機能低下は抑制されたが,視床下部ふん側部破壊では影響されなかった。このことはIが視床下部尾側部ノイロン(特殊なII遊離抑制中枢の刺激による可能性があるが)に作用して下垂体-甲状せん機能を抑制することを示すものと思われる;写図5表2参12