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J-GLOBAL ID:201602010065365610   整理番号:69A0256783

軸受鋼の寿命におよぼす熱処理組織の影響

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資料名:
巻: 54  号: 13  ページ: 1353-1366  発行年: 1968年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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軸受鋼のころがり疲れ寿命に影響をおよぼす熱処理組織的要因を調査し,疲れ破壊の機構に関する検討を行ない,寿命を向上させる素材上の対策例を示した.軸受鋼のころがり寿命に最も好ましい残留炭化物量は6~7%,平均粒径0.5~0.6μであるが,寿命へは粒度より基地組成中の固溶成分が主役と考えられる.基地の固溶成分は焼入温度で変り,基地の固溶炭素量が0.5%附近で最長寿命を示す.ころがり疲れ部分の電顕観察結果から,疲れ組織は焼もどし状態であり,疲れ破壊がマルテンサイトの焼もどし第3段階と関連があることを示した.焼もどし抵抗性に有効なSiを利用して寿命を延長できた;写図22 表9 参21
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