文献
J-GLOBAL ID:201602010069336593   整理番号:66A0291615

地質調査用シンチロメータの製作

A scintillometer assembly for geological survey.
著者 (2件):
資料名:
ページ: 1-111-14  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 解説  発行国: その他 (ZZZ) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
これまでに製作された野外用放射線測定器は,地層からのγ線の総数を測定するだけのものであったため,その中に含まれる放射性鉱物(トリウム,ウラン,カリウム)を判別できなかった。それ故,特定な地域の既知の地質学的な情報から間接的に決定してきた。放射性鉱物を直接決定するため,γ線分析(スペクトル)の方法をとり入れた。トリウム,カリウム,ウランは各々よく判別できるスペクトル成分を持ち高精度の波高分析,または最低限3チャネルの波高分析を行なへば放射性鉱物が判別できる。この方法を地質調査に応用した。一般に,放射性鉱物の含有量の相違は,岩石の違いや土質の違い,またそれらの境界を表すのに有用である。その他中性子の利用により生ずるγ線を測定して,試錐孔や石油井の測定にも応用される。これらの目的のために,5in×6in(直径×高さ)のNaIクリスタルを用いた検出部分および4チャネルよりなる波高分析器を製作した。この装置は,野外調査においては4チャネルを固定して用いるが,野外,室内を問わずより高精度の測定に使用できる。この報告書はこの装置の仕様およびこれを用いて放射性鉱物を判別する方法を簡単にのべ,2~3の野外調査の典型的な(この装置を車に積載または飛行機に積載して得られた)結果についてのべている;図6参8(金谷 弘)
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る