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J-GLOBAL ID:201602010077696612   整理番号:64A0256204

海洋への放射性廃棄物の処分

著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 8-12  発行年: 1964年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 文献レビュー  発行国: その他 (ZZZ) 
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放射性廃棄物の起源と諸国の処理処分状況を総述し,白本の放射性廃棄物が数年後に108c程度に飛躍的に増加するので,処理の技術的研究と共に環境への安全処分研究の必要性を述べている。海水に放射性廃棄物を処分する場合に,海洋中で拡散した放射性物質が有用魚貝藻類によって再濃縮される点に注意が必要であるが,90Srなどは海水によってアイソトープ希釈されるので,人間の食物中への環元の程度は,淡水への放出に比べれば一般的に安全性が多い。パイプラインを通じての沿岸潮流への放流として英国のウィンズスケール原子力施設,固体廃棄物として北米東方海域,河川を通じての沿岸への放流として米国のハンフォード原子力施設における水産物汚染の程度を例示した。このような諸外国における数千c(β放射能)/年の大量処分の場合でも,魚類中の放射性物質の永続的摂取を仮定しても現在ではICRP許容量を下廻る数値しか得られないことを示した。海洋における放射性核種の拡散,沈殿,再濃縮などに関しての放射能生態学の研兜の重要性を指摘すると共に,これらの研究結果にもとずいて放射性廃棄物処分の事前審査ならびに事後の環境安全管理モニタリンダの必要性とその基本的考え方を述べている;図3表7(著者抄録)
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