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J-GLOBAL ID:201602010091071218   整理番号:65A0020481

LaCoO3の磁性の解析

Interpretation of the magnetic properties of LaCoO3.
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号: 3 pt 2  ページ: 1044-1045  発行年: 1965年 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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LaCоО3単結晶の磁化率を4.2~300°K,約11kОeの磁場で測定した。μ2effは温度が下ると急激に小さくなり,普通の常磁性と異なる。4.2°K,77°K,300°Kでの常磁性共鳴の結果は,常磁性Cо3+イオンが高濃度存在するが,反磁性であるとしなければ解釈できない。この系のCо3+イオンの状態が,最低状態が反磁性1A1,すぐ上の励起状態が常磁性5T2であるとし,スピン軌道相互作用と立方対称結晶電場を考えて磁化率のデータを解析すると,この2つの状態のエネルギー差は温度に比例して大きくなることになる。これはもっと低い対称性の電場を考えれば説明できよう
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