抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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C≒3%,Mn0.2~0.3%,の溶銑を使用し,Si量を0.5~2.0%と変化させた場合について冷却速度を変え,過冷現象を調べ,白銑共晶(レデブライト)と黒鉛共晶温度間の温度間隔の測定を行なった.Siが増加するにつれて,白銑共晶点温度には変化は少いが,黒鉛共晶温度は著しく低下し,両共晶点間の温度差は大となり,白銑化傾向は阻害され安定状態図に従って凝固する.冷却速度が一定の時Siの含有量が変化しても過冷度は変化しないことが認められた;写3図4表7参10