抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
糖尿病患者血液と栓球の自家血しょう浮遊液を1-
14C-酢酸ナトリウムと培養し,合成した脂肪酸にとりこまれた
14Cの分布状態から脂肪酸合成像を判定した.総脂肪酸合成が抑制され,とくにマロニルCo-A経路で合成される14:0,16:0の合成が強く抑制される.オキサル酢酸(I)を全血に0.5×1.0×10
-2M添加すると総脂酸合成は37.7~39.0%増加す。栓球浮遊液でも同じく増加する.Iのこの作用はアスパラギン酸塩を投与した成績と同様,L-りんご酸添加の影響も同様.ピルピン酸ナトリウム添加は1.0×10
-3~10
-4贋では有意の促進がない.Iとりんご酸はクエン酸サイクルの活性を賦活した結果,ATPとNADPHの産出増加をもたらし,これが二次的に脂肪酸合成の促進とマロニルCo-A経路による14:0と16:0の合成をとくに促進させるものと推定:参11