抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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放射線防護剤の影響下において生物体の放射線抵抗性が高まる機購を研究した。研究対象にはラットを用い,放射線防護剤として,S,β-アミノエチルイソチウロニン(AET),シス,タホス,β-メルカプトエチルアミン(MEA),シスタミンを動物に注入し,すでに知られている生化学的変化と同時に,放射線予防の作用を有する内生物質(セロトニン,ドファミン,ヒスタミン)の含量の増加および有機体における放射線増感剤(とくに高級不飽和脂肪酸の酸化生成物)の含量の低下で表される生化学的変化の複合によって放射線抵抗性高まる生化学的環境を判定した