抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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セファゾリン(I)は広範囲抗生物質で,S.aureusのペニシリナーゼ産生株にも有効.新鮮分離のE.coli,Kl.pneumoniaeにも他のセファロスポリン系抗生物質より強力.Iはin vitroで殺菌的に作用.マウスのS.aureus,Diplo.pneumoniae,E.coli,Pr,mirabilis実験的感染に対し防御効果あり.健康人に1500mg筋注後の血中濃度は1時間で最高値44.6μg/ml,セファロリジン(II)の2.5倍,24時間内尿中回収率はI500mg投与で82.4%,II500mg投与で70.2%,500mg投与で得られるIの血中,尿中の治療有効濃度は投与後10時間持続.イヌにI20mg/kg筋注により3.3%が24時間中の胆汁中に回収.この割合はアンピシリンの同程度で,II,セファロシンの排せつ率よりはるかに高値.Iをラットに20mg/kg筋注時の組織内分布はじん,肝,心,ひ,肺に広く分布:参18