抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高分子金属錯体の研究の一環として,ホルムアルデヒドで架橋した,水に不溶なりん酸化ポリビニルアルコール(PVA-P)フイルムの金属イオン水溶液中の収縮に及ぼすpH,イオン濃度,イオン強度,アニオン種類,金属イオンの種類の影響について検討.PVA-Pは酸アルカリ,中性塩を含む水溶液でメカノケミカル挙動がみられるが,銅(II)イオンの存在によりその効果が増大.金属イオンの種類によって収縮率はCu(II),>Cd(II)>Co(II)>Fe(III)>Ca(II)>Al(III)>Zn(II)>Ba(II)Kの順で低下し,配位結合の生成しやすいものほど収縮率が大きい,また同一金属でもアニオンの種類,イオン強度,りん酸基濃度により収縮率の差異を示した.これらの結果を金属アンミン錯体水溶液中のPVAフィルムの収縮と比較:参7