抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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回転する円板上に先端が半球状の試片を純金属同志ですべらせ真空中と空気中とにおける摩耗の速度特性を求め,凝着摩耗を付着と非付着との二つに分類して報告.遷移金属では空気中にてすべり速度により付着限界が存在し,この限界以下における速度の増大に対しては摩耗量は減少し(非付着域),この限界以上の速度の増大では摩耗量は増大する(付着域).非遷移金属では非付着域は認められなかった.遷移非遷移金属は共に真空中では非付着域はなく全速度で付着状態で,その状態が空気中の付着状態と似ていることから非付着域が雰囲気の金属表面に対する化学吸着による潤滑作用によるものと推定.