抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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3MeV中性子放射化分析のしきい値は14MeV中性子放射化分析のしきい値より高いので14MeVで妨害する元素も3MeVで妨害なく定量でき,しかも強く放射化できる。著者らは200KVコッククラフトワルトン型中性子発生装置から出る3MeV中性子束約1.5・10
6n・cm
-2s
-1を二重試料二軸回転装置に照射してNal(Tl)の波高分析器(400ch)で測定した。測定したガンマスペクトルはパンチ紙テープに読取り簡単なコンピュータを使って適切なガンマピークを積分し実験的に検出感度を算出した。その精度は推定±10%。この方法で51元素が十分感度よく測定でき,分析の目的に使用できる。とくに主成分であれば問題なく定量できる。この方法はターゲットの寿命が100時間以上で重水素ターゲットはトリチウムターゲットの約%の価格であり,この方法による定量は中性子発生装置より安くつく。この方法によって51元素と実際に定量してえた感度を求めてある。最高ビーム電流が高く(>5mA)電圧の低い加速器ができたので,この定量法は有望である(河村正一);参12