抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クリンカーの微粉砕はセメントの強度発現性と密接な関連をもつが,高粉末度になるにつれてミル壁内と粉砕媒体への粉末粘着によって粉砕効率は著しく低下する。この不都合はトリエタノールアミンなどの粉砕助剤の添加によってある程度解決される。この種の粉末凝集はクリンカー鉱物の結晶構造的な変化に関係がある。合成クリンカー鉱物の微粉砕実験ではβ,C
2Sが最も粉砕し難く,粉砕助剤の効果も小さい。微粉砕したβ-C
2SはX線回折強度の減小が著しい。C
4AFもβ-C
2-Sに準ずる。セメントの長期強度は粉末度5000cm
2/g付近が最も大きく,セメント強度はクリンカー鉱物の構造変化をも考慮することを要する;写図14表2参7