抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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技術指導要動に示された二重測長誤差の許容値問題の矛盾を明らかにし,その合理的修正の必要を提案した論文。この種測量での偶然影響係数aと定影響係数bの精度要因は,15°以下の傾斜でa=0.0005,b=0.00005の平均自乗値として示され,一方,同じく第1序列坑内測量での二重測長差が,線長の1 :3000を越えてはならないと指摘されている。クズバスの10炭鉱の水平坑道で,偶然影響係数に無関係な二重測量試験を行なったところ,aの設定値が実状にあわず,a=0.002 とすることにより,両者許容差の不釣合が解決されることを示した