文献

J-GLOBAL ID：201602010423440735   整理番号：71A0167730

各種材料のDNAのアルカリ性pHにおける旋光分散と円偏光二色性

Optical rotatory dispersion and circular dichroism of DNA from various sources at alkaline pH.

著者 (4件)： LUCK G ,  ZIMMER C ,  SNATZKE G ,  SONDGERATH G
資料名： Eur J Biochem  (European Journal of Biochemistry)
巻： 17  号： 3  ページ： 514-522  発行年： 1970年 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 0014-2956  CODEN： EJBCAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 5種の生物から得たDNAについて,アルカリ性における脱プロトンと変性の効果を検討。施光分散に変化が起るのはpH11.6以上で,228mμと290mμに特徴的な極大が現われる。A・T高含量のものよりG・C高含量のものが変化量が大きい。円偏光二色性スペクトルの変化はG・C含量に依存し,融解を起さぬ範囲で温度を上げると,天然のDNAに見られる270mμの二色帯が増加する。これらの結果を塩基対水素結合の変化によるものとして説明。pH12以上では,228mμの旋光度が非常に増加し,塩基対とヘリックス構造に起因すると見られる円偏光二色性が消失する;写図8表2参36

シソーラス用語： DNA ,  円偏光二色性 ,  旋光分散
準シソーラス用語： 円偏光二色性(DNA) ,  旋光分散(DNA)

タイトルに関連する用語 (5件)： DNA ,  アルカリ性 ,  pH ,  旋光分散 ,  円偏光二色性