抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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SH阻害剤N-エチルマレイイミド(I)の特有の作用は筋強直である。用量反応曲線から1mMで最大強直張力を持つ二相性の作用が示され,1mM以上では用量と反応の間に逆の関係があった。Iは強直の程度に関与しない膜の脱分極を生じさせた。Iは筋肉からの
45Ca流出を持続的に増大させた。膜のカルシウムを除くためにエチレンジアミン四酢酸で筋を処理しても,Iによる
45Ca流出は変らなかった。I作用の一次部位が強直を生ずる筋質網状質によるカルシウム取り込みの阻害であることを示唆。またIの1mM以上では筋フィラメントに作用すると思われる;写図7参17