抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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酸性溶液でZrとフラボノール-2′-スルホン酸が反応するとき,組成1:1および1:2のキレートを生じ,その平衡定数よりそれぞれの安定度定数を求めると25.0°±0.1°C,イオン強度2.00でk
1=4.5×10
13,k
2=5.6×10
10が得られる.過塩素酸3.6NではZrが過剰に存在しても,試薬が過剰に存在しても1:1のキレートを生じ,339mμに等吸収点が得られる.Zrの定量には1:2のキレートを利用し,発色は過塩素酸の0.018Nで行った.Zrの濃度を0.98μg/mlから4.91μg/mlまで変化させ,380,385,390,395mμの各波長で吸光度を測定したところ,いずれも原点を通る直線となり,ベールの法則に従い,0.1μg/mlまでのZrの定量に利用できる.