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J-GLOBAL ID:201602010555774969   整理番号:64A0266436

フラボノール-2′-スルホン酸によるジルコニウムの定量

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巻: 13  号:ページ: 207-212  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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酸性溶液でZrとフラボノール-2′-スルホン酸が反応するとき,組成1:1および1:2のキレートを生じ,その平衡定数よりそれぞれの安定度定数を求めると25.0°±0.1°C,イオン強度2.00でk1=4.5×1013,k2=5.6×1010が得られる.過塩素酸3.6NではZrが過剰に存在しても,試薬が過剰に存在しても1:1のキレートを生じ,339mμに等吸収点が得られる.Zrの定量には1:2のキレートを利用し,発色は過塩素酸の0.018Nで行った.Zrの濃度を0.98μg/mlから4.91μg/mlまで変化させ,380,385,390,395mμの各波長で吸光度を測定したところ,いずれも原点を通る直線となり,ベールの法則に従い,0.1μg/mlまでのZrの定量に利用できる.
引用文献 (14件):
  • 1) 岡好良, 松尾茂樹 : 日化, 76,610(1955).
  • 2) 菅野卓治 : 同上, 79,306(1958).
  • 3) 岡好良, 田中玲子, 梅原美佐緒 : 同上, 83,699(1962).
  • 4) 菅野卓治 : 本誌, 8,714(1959).
  • 5) 菅野卓治 : 同上, 9,319(1960).
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