抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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姶良カルデラでは,更新世末期に,大隅降下軽石に始まり,妻屋火砕流,入戸火砕流に終る一連の大規模な火山活動があった.これらのたい積物の産状によれば,これらは短い期間に行なわれ,年代決定では区別ができない.ここでは妻屋火砕流の年代決定の目的で,その中に含まれる炭化木を対象とした.これに含まれる若い炭素の汚染を除去するためにアルカリ処理をし,溶けた部分と,最後に残った部分に対して
14C年代測定をした.その結果はhumic acidの吸着の影響はなく,いずれも約22,000YBP.を示した.このことから姶良カルデラの活動期は約22,000年前であると推定する:参19